こんにちは、Nicoです。
顔面麻痺と向き合う毎日の中で感じたことや変化を記録しています。
急遽母に来てもらい、子どものことをお願いしました。旦那さんにも、入院になる可能性があることを事前に伝えておきました。
ただ、もし1週間入院となると、急に仕事を調整するのは難しいだろうし、母のサポートなしでは家のことをまわすのも難しい。
「もし入院になったらどうしよう。」
病院へ向かう前から、そんなことばかり考えていました。

発症2日目の症状と大学病院受診
この日の症状は、発症初日よりもさらに悪化していました。
- 目はほとんど閉じない
- 口元がゆがみ、水を飲むと左側からこぼれる
- 目のチクチク感やゴロゴロ感が続いている
- 側頭部付近が痛い
※すべて左側の顔です。
病院では、前日と同じように瞬きや口の動きなどを確認されました。
その時に初めて、頬に空気をためられないことに気が付きました。
今思えば、発症前日に口紅を塗ったあと、唇を内側にうまく巻き込めないような違和感があったなと思いました。
先生からは、
「中等症から重症の顔面麻痺です。帯状疱疹による顔面麻痺で間違いないでしょう。
これから1〜2週間は悪化していく可能性があります。その後、ゆっくり回復していく方もいれば、回復に時間がかかる方もいます。後遺症が残る可能性もあります。
内服治療を続ける方法と、1週間入院して点滴治療をする方法があります。入院はできますか?」
と聞かれました。
入院するか内服治療
正直、家の状況を考えると入院は難しい。
でも、もし入院することで治りが早くなったり、後遺症が残る可能性が少しでも減るなら、入院した方がいいのではないか。
そう思い、
「入院と通院では効果に違いがありますか?」
「後遺症の残りやすさは変わりますか?」
と質問しました。
先生からは、
「治療効果に大きな違いはありません。もともと後遺症が残りやすい病気なので、軽症でも残る人は残るし、重症でも残らない人もいます。」
との説明がありました。
さらに、
「もし重症化が心配なら、入院を選ぶという考え方もあります。」
と言われました。
耳の検査をしている間に考えてきてくださいと言われましたが、そんな短時間で簡単に決められるものではありませんでした。
病院に来ても不安は消えなかったけど
幼い子どもがいる中での入院。
現実的にはかなり難しい。
でも、もし後遺症が残ったら。
もしこれ以上悪化したら。
重症化すると何が起こるんだろう。
頭の中が不安でいっぱいでした。
検査のあと、旦那さんに電話をして相談しました。
「心配なら入院した方がいいと思う。でも、最後は自分で決めた方がいい。」
そう言われました。
母にも電話をし事情を説明しました。母も仕事があり、そんなに家も近くありません、母からも1週間通ってサポートは難しいと言われました。
やはり入院は現実的ではありませんでした。
病院に来れば安心できると思っていました。
でも実際は、不安は全く消えませんでした。
入院もできない。
この先どうなるんだろう。
そんなことを考えていたら、涙がぽろぽろ出てきました。
病院の端で、誰にも気付かれないように泣きました。
……まあ、バレていたかもしれませんが(笑)
それでも、
「今は受け止めて進むしかない。」
「家で安静に過ごして、薬をきちんと飲んで、できることをやろう!」
そう自分に言い聞かせて、診察室へ戻りました。

涙が出る日もあるよね
内服治療を選択して帰宅
最終的に、入院はせず内服治療を選択しました。
先生に日常生活で気を付けることを聞くと、
「特に制限はありません。普段通り生活して大丈夫です。」
とのこと。
仕事についても、
「仕事自体は行っても問題ありません。ただ、それが大きなストレスになるならよくないかもしれませんね。」
と言われました。
絶対安静なのかと思っていたので、少し驚いたのを覚えています。
目の不調についても相談し、目薬を処方してもらいました。
また、
「回復のために何かできることはありますか?」
と聞いたところ、顔面麻痺のマッサージ動画を教えていただき、
「洗顔をするくらいの優しい力で行ってください。」
と教えてもらいました。
2週間後の予約を取り、その日の診察は終わりました。
帰りに薬局で薬をもらいました。
今思えば、このあと頭や顔の痛みが強くなっていったので、痛み止めも一緒にもらっておけばよかったなと思います。
外は雨。
帰りのバスの中では、ぐったり疲れていました。
窓の外をぼんやり眺めながら、
「これからどうなるんだろう。」
そんなことを考えていました。

今日はここまでで十分。
大変だったね、ゆっくり休んでね。


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